「武則天-The Empress-」のあらすじ

第 2 代皇帝・李世民(り・せいみん)が治めた唐の時代。その後宮に美しく天真爛漫な少女・武如意(ぶ・にょい)が入宮する。まだ見ぬ王に焦がれ、期待に胸をふくらませる武如意を待ち受けていたのは、厳しい掟の中で権力争いを繰り広げる妃たちだった。純真な心と勇気を兼ね備えた武如意は親友・徐 慧(じょ・けい)と力を合わせ、野望と思惑が渦巻く後宮で生き抜く覚悟を決める。やがて李世民から“媚娘(びじょう)”という名を授かり、その寵愛を一身に受けた彼女は、さらなる巨大な陰謀と李家の帝位争いに巻き込まれていく…。愛と運命に翻弄されながらも天下への道を突き進んだ“史上唯一の女帝”武則天の物語が今、始まる――!

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各話あらすじ

第1話 初めての後宮時は武周王朝。宰相 張柬之は武則天を退位させるべく、皇太子・李顕を促し、武則天の寝宮へ配下と共に押し寄せる。武則天は、張柬之たちの謀議を受け、皇太子へ譲位することに同意する。もはや一介の老婆となった武則天は、かつて愛した2人の男性を懐かしみ、入宮したばかりの頃を思い出す。貞観11年、14歳の武如意(武則天)は、時の皇帝 太宗より正五品 才人の位を与えられ、大勢の若き妃嬪と共に後宮に召し入れられる。
第2話 劉賢妃 死す劉賢妃が階段から落ちて流産する。これまで韋貴妃の手先として、言われるままに悪事を働いてきた劉賢妃は、ついに反旗を翻した。だが結局、自害に追い込まれる。一方、武如意たち才人は、「蘭陵王」の舞を習得すべく、稽古に励んでいた。韋貴妃の根回しもあり、最終的に蘭陵王に選ばれた蕭薔は、李世民との夜伽を許される。だが一晩中、待たされた挙句、風邪を引いてしまった。皇帝の前で蘭陵王を演じる役目は、武如意のものとなる。
第3話 蘭陵王の仮面武如意は忍び込んだ承慶殿で美しい仮面を見つける。その仮面を着けて「蘭陵王」を舞っていると李世民が現れ武如意の手を取り踊り始める。だが、相手が陛下とは知らない武如意は仮面をつけたままその場を後にしてしまう。翌日、文徳皇后の宝が紛失しているとの知らせを受けた李世民は、盗んだ者は死罪にせよとの勅命を出す。武如意が持ち去った仮面がそれだったのだ。武如意は仮面を宝箱に入れて保管していたが、ある日、紛失に気づき…。
第4話 無謀な発言文徳皇后の仮面を承慶殿から持ち出した武如意は、陛下にその罪を問われる。窮地に陥った武如意は、韋貴妃から挽回の機会を与えられるも“文徳皇后を哀れむ”と発言したため、牢に留置される。しばらく経つと武如意は甘露殿に召され、皇后を哀れんだ理由を陛下から尋ねられる。一方、武如意が陛下に召されたという噂は、瞬く間に宮中に広まる。一族のため、なんとしても蕭薔を推挙せねばならない韋貴妃は、宮女を通じ陛下の側近に賂を渡す。
第5話 亡き皇后に瓜二つの娘武如意と徐慧は、新入りの鄭婉言と親しくなる。亡き文徳皇后に瓜二つの鄭婉言は、すぐに夜伽の相手に選ばれた。だが李世民は鄭婉言に触れようとせず、かえって承慶殿の武如意に安らぎを求める。彼は言動まで皇后に似ている鄭婉言に不信感を抱いていたのだ。李世民と武如意が絆を深める一方で、鄭婉言は寵愛を得られずに焦りを募らせる。殷徳妃や韋貴妃は、この機に乗じて、鄭婉言と武如意の仲を引き裂こうと画策していた。
第6話 捕らわれの身文徳皇后に生き写しの鄭婉言は、ある陰謀の下に送り込まれていた。鄭婉言は計画の遂行に邪魔な武如意を殺そうと画策するが失敗し、逆に命を落としてしまう。鄭婉言殺しの罪を着せられた武如意は、無実を訴えるも捕らえられ、韋貴妃らによる執拗な拷問を受ける。徐慧は親友の武如意を救うため楊淑妃に助力を乞い、嘆願を聞き入れた楊淑妃は韋貴妃の元へ。一方、武如意は自分の生死に無関心な陛下の言動に、深く傷つくのだった。
第7話 謎の刺客韋貴妃の尋問から放免された武如意は、承慶殿で刺客に襲われる。かろうじて一命を取り留めて逃げる途中、陛下と出くわし気絶する。陛下は武如意を襲った刺客が鄭婉言の死に関与していると考え、大理寺に捜査を命じる。一方、鄭婉言は酒器に仕込まれた猛毒によって絶命したと判明する。だが、その酒器は鄭婉言の持ち物だったため、陛下は武如意を毒殺しようとした鄭婉言が何者かに抹殺されたと推察し、武如意に心当たりを尋ねるのだが…。
第8話 皇太子妃の悩み皇太子妃は、自分に心を許さない夫のことで悩んでいた。努力しても溝は広がる一方で、皇太子妃は頭をかかえる。武如意は鄭婉言が死んだ責めを負わされ掖庭に送られる。掖庭は韋貴妃の配下である羅玉珊に牛耳られていた。さっそく襲われる武如意だったが、間一髪のところを彭婆に救われる。文徳皇后を知る彭婆は何者なのか、武如意はいぶかしむのだった。同じ頃、徐慧は婕妤に冊封される。だがこの快挙を、よく思わない者がいて…。
第9話 主の裏切り掖庭にいる武如意は徐慧と再会を果たし、義姉妹の誓いを交わす。そこへ彭婆が通りがかり武如意に掖庭の外の者への情は断てと告げ、身の上話を始めるのだった。そんなある日のこと、掖庭の獄に入れられていた羅玉珊のかつての恋人鄭子章が死ぬ。羅玉珊は鄭子章に捨てられたと思い込んでいたが、実は彼から送られた文には羅玉珊と生きる決意が記されていたのだ。その事実を武如意から聞かされた羅玉珊はある行動に出るのだった。
第10話 陛下の償い彭婆と親しくなった武如意は、彭婆から文の代筆を頼まれる。その手紙と贈り物の木箱を掖庭の東南門へ届けに行くと、そこに陛下が現れる。彭婆はその昔、李家の乳母だったが、後継者争いの末に兄や弟を殺し、自分を掖庭に幽閉した陛下を許せずにいた。一方、陛下は再度乳母から“恵児”と呼ばれたいという願望があり、わだかまりを解こうと面会を申し出ていたものの、ずっと拒否されていた。これを知った武如意は、あることを思いつく。

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