「海上牧雲記」のあらすじ

天下の九つの州を統べる牧雲氏の端王朝。巨大な軍力を擁する穆如家は、牧雲一族に絶対的な忠誠を誓い、彼らを守護してきた。明帝・牧雲勤の時代になり、星読み(占星術師)によって三つの予言が示された。一つ、第六皇子の牧雲笙は帝王の剣を握った時、天下に乱を起こして民を苦しめる。一つ、穆如家の三男である穆如寒江は、いずれ牧雲氏から帝位を奪う。一つ、瀚州に生まれた碩風和葉は鉄王剣を抜き、やがて九州を統一する。牧雲笙は父によって宮中に軟禁され、穆如寒江も父によって街角に捨てられ、碩風和葉は穆如軍によって一族を滅ぼされた。精霊を母に持つ牧雲笙には、特殊な能力があった。ある時、父を助けるために力を使ったが、逆に父に深手を負わせてしまう。以来、牧雲勤は病床に伏せ、朝廷の実権を皇后の南枯一族が握るようになる。皇后の子である牧雲合戈を帝位に就かせるため、伝国玉璽を偽造し、牧雲勤の暗殺を企てていた。
一方、牧雲勤の長兄・牧雲欒とその子息である牧雲徳は、九州各勢力と密謀して勢力を強め、朝廷転覆と皇位簒奪を狙っていた…。

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各話あらすじ

第21話 「地下宮殿」一水村から村人たちが忽然と姿を消す。危険を感じて村を出た穆如寒江たちが山道を歩いていると、突然現れた覆面の男たちが牧雲陸をさらい、地下へ通じる入り口へと消えていった。後を追った蘇語凝は背後から襲われ気を失う。目覚めた蘇語凝が目にしたのは、地下に作られた荘厳な宮殿だ。そして、かつて崖から落ちた蘇語凝を救った姫昀璁がそこにいた。姫昀璁(き・いんそう)は蘇語凝に、自らの正体と地下宮殿の秘密を語り始める。
第22話 「守るべきもの」伝国御璽(でんこくぎょくじ)の所在を聞き出すため、姫昀璁は牧雲陸を拷問にかけようとしていた。蘇語凝は、牧雲陸とは相思相愛だと偽り、自分が頼めば玉璽の在りかを話すはずだと言って牧雲陸を守ろうとする。だが牧雲陸はそれを否定し、玉璽の在りかを明かそうとはしない。そこへ穆如寒江が現れ、惚れた娘の命と玉璽とどちらが大切なのかと牧雲陸に問うた。その頃、帝都では牧雲陸の愛馬が空身で戻ってきたことで、牧雲陸の行方不明が発覚する。
第23話 「皇位簒奪」ついに南枯一族の皇位簒奪(さんだつ)の陰謀が実行に移された。密偵から知らせを受けた虞心忌(ぐ・しんき)は牧雲笙と共に倒れている牧雲勤のもとに駆けつけ、秘術を使って生き返らせろと牧雲笙に迫る。2人を殺害しようとする南枯祺の配下の兵を、虞心忌が独りで食い止めていると、牧雲笙の前に皇帝の魂が姿を現した。その頃、南枯祺は重臣たちを集めて皇帝の崩御を告げ、牧雲合戈を次期皇帝にするという密勅に署名させようとしていた。
第24話 「南枯一族の末路」盼兮は牧雲勤を蘇らせ、牧雲笙が救ったのだと言い残して消える。宮殿では重臣たちが署名を終え、牧雲合戈が皇帝として即位しようとしていた。そこへ死んだはずの牧雲勤が現れ、南枯祺の陰謀を暴いて再び皇帝の座に。牧雲勤は穆如槊を執行役に命じて南枯祺を死罪に処し、さらにその一族郎党に至るまで厳しく処罰した。かつて権勢を誇った南枯一族の末路を目の当たりにした重臣たちは“明日は我が身”と戦々恐々とするのだった。
第25話 「雪狼王(せつろうおう)」伝説の獣・馳狼を求めてさまよう碩風和葉は、瀚北(かんほく)の雪原で夜営する靖(せい)公主・牧雲厳霜の部隊に遭遇。幕舎に侵入し、眠る厳霜の唇を奪って、その場で捕らえられた。厳霜は神獣・雪狼王の心臓を皇帝に献上すべく、和葉をエサにして雪狼王をおびき寄せようと思いつく。その頃、皇帝は国師・苓鶴清(れい・かくせい)を密かに訪ねていた。牧雲笙の星回りの解読を誤ったと表明するよう求める皇帝だったが、苓鶴清は一門の矜持(きょうじ)にかけ、頑としてそれを退ける。
第26話 「相克(そうこく)」皇帝は牧雲笙を太子とすることを決断。宣旨(せんじ)の伝達にあたり、南枯皇后は息子に会いに行くことを許される。牧雲合戈に会えるものと大喜びする皇后。だが、皇帝は生還以来なぜか皇后を銀容として扱い続けており、ゆえにその言葉の意味は銀容として息子の牧雲笙への立太子伝達に同行することだった。その頃、牧雲笙は自らの心に住む暗黒の自己と霊珠(げんじゅ)の中の世界で対決し乱世を招こうとする魔物を自らの命を捨てて封印しようとしていた。
第27話 「道行き」穆如寒江は、伝国玉璽の捜索を諦めない牧雲陸の傷を案じて帝都へ帰すことを決意し、蘇語凝にも同行するよう求める。2人の居所を通報すると黙って姿を消すが、迎えに来た穆如槊は、通報者が息子・寒江であることに気づいていた。さらに穆如槊は、玉璽の所在の手がかりを寒江が知っていると考え、単騎、行方を追う。一方、八大部族の秘密を身に封じられた少年祈祷師・碩風蘇赫(せきふう・そかく)は、ついに碩風和葉と再会した。
第28話 「牧雲寒(ぼくうん・かん)の決意」牧雲笙が太子に立てられたことに不満を抱く大臣たちは、連名で牧雲寒に書状を送り、帝位に就くよう強く勧めた。牧雲寒が断った場合には、他の皇子の中から皇帝を選び、強硬手段を取るという。迷った牧雲寒は事態を収拾させるために、瀚州の統治を牧雲厳霜(ぼくうん・げんそう)に任せ、帝都に戻ることを決断する。一方、苦速部族の祈祷師の古詩を聞いた厳霜は、黒い森の恐ろしさを知り、碩風和葉の身を案じるのだが……。
第29話 「馳狼族の願い」黒い森の中、立ち去ろうとする碩風和葉と碩風蘇赫を、馳狼族(ちろうぞく)の者たちが呼び止めた。彼らもまた他の瀚州人と同様、平穏な人生と暮らしを望んでおり、安らげる家を求めていた。その願いを必ず叶えると約束した碩風和葉を、巨人族の祭壇へ連れていこうとする碩風蘇赫(せきふう・そかく)。そこには八大部族の争いを止められる物があると言う。碩風和葉は牧雲氏を倒すという思いを新たにする一方、牧雲厳霜への想いを断ち切れず……。
第30話 「父子のわだかまり」蘇語凝は太子の牧雲笙と結婚するために、牧雲陸と共に天啓城に呼び戻された。精一杯の抵抗を見せる蘇語凝を皇后はあざ笑い、無理やり礼服を着せて侮辱する。一方、同じ時期に帝都に着いた牧雲欒は、牧雲徳が自分に相談もなく墨禹辰の義子になったと聞き、不快感をあらわにして責めたてる。牧雲徳は懸命に機嫌を取るが、伝国玉璽を偽造したことを問い詰められ、ついには皇帝の前で思いがけない裏切りを受けることに……。

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