「海上牧雲記」のあらすじ

天下の九つの州を統べる牧雲氏の端王朝。巨大な軍力を擁する穆如家は、牧雲一族に絶対的な忠誠を誓い、彼らを守護してきた。明帝・牧雲勤の時代になり、星読み(占星術師)によって三つの予言が示された。一つ、第六皇子の牧雲笙は帝王の剣を握った時、天下に乱を起こして民を苦しめる。一つ、穆如家の三男である穆如寒江は、いずれ牧雲氏から帝位を奪う。一つ、瀚州に生まれた碩風和葉は鉄王剣を抜き、やがて九州を統一する。牧雲笙は父によって宮中に軟禁され、穆如寒江も父によって街角に捨てられ、碩風和葉は穆如軍によって一族を滅ぼされた。精霊を母に持つ牧雲笙には、特殊な能力があった。ある時、父を助けるために力を使ったが、逆に父に深手を負わせてしまう。以来、牧雲勤は病床に伏せ、朝廷の実権を皇后の南枯一族が握るようになる。皇后の子である牧雲合戈を帝位に就かせるため、伝国玉璽を偽造し、牧雲勤の暗殺を企てていた。
一方、牧雲勤の長兄・牧雲欒とその子息である牧雲徳は、九州各勢力と密謀して勢力を強め、朝廷転覆と皇位簒奪を狙っていた…。

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各話あらすじ

第31話 「唯一の友」穆如家に囚われた穆如寒江は、牧雲笙と蘇語凝との婚儀が間近に迫っていることを知る。兄の穆如寒山と共に先祖の墓参りに行った寒江の元へ牧雲笙が会いに来るが、寒江は目を合わせようともせず、冷たくあしらった。唯一の友と慕う寒江に拒絶され、落胆する牧雲笙。だが、盼兮が許婚の話を持ち出したことで、その理由に思い至る。そんな盼兮もまた、牧雲笙への報われぬ想いに心を痛めていた。
第32話 「動き出す陰謀」牧雲笙は、穆如寒江を蘇語凝に会わせるため皇宮へ連れていく。素直に想いを伝えるよう促すが、意地を張った寒江は2人の結婚を祝福。その態度に蘇語凝は深く傷つく。一方、牧雲徳は父・牧雲欒の指示のもと、酒に秘術を仕込むよう墨禹辰に依頼。宴席で牧雲笙に飲ませ、正気を失わせるのが目的だという。その頃、牧雲欒は意外な人物に接触し、根回しを進めていた。牧雲笙を狙った陰謀が密かに動き始めていた。
第33話 「永遠の誓い」蘭鈺児の買い物に付き合い、町に出た牧雲徳は、妓楼から逃げ出した女を屋敷に連れ帰る。それは皇帝暗殺を企んだ罪で皇宮を追われた南枯月漓だった。一方、牧雲笙の結婚に胸を痛める盼兮は、切ない想いとは裏腹に、牧雲笙の元を去ろうとする。そんな盼兮に牧雲笙は「何があろうと、私の心は永遠に君のものだ」と告げ、結婚の取り消しを父に頼みに行くが、星のお告げを信じる皇帝は頑として聞き入れない。
第34話  「鄴王(ぎょうおう)の脅迫」端朝の星読み・苓鶴清(れい・かくせい)は、皇極経天派(こうきょくけいてんは)の戒律を破って密かに秘術を習得していた。それを知った牧雲欒は、秘術を使って牧雲笙のそばにいる魅を殺せと苓鶴清を脅す。牧雲笙の婚約を知った穆如寒山は、弟・寒江の蘇語凝への想いを父の穆如槊に伝え、皇宮では寒江による救出を信じる蘇語凝が礼服の身支度を拒んでいた。その頃、大切な話があると言う蘭鈺児が牧雲笙を訪ねていた。虞心忌が追い返そうとするが…。
第35話 「婚約の儀」牧雲欒は南枯月漓を殺さずにいる息子・牧雲徳を咎めるが、逆に帳簿上の怪しい動きを牧雲徳に指摘され、南枯月漓の件の目こぼしを約束した。穆如寒江は屋敷を脱走して蘇語凝のもとへ急ぐ。しかし、礼服を身にまとった姿を目の当たりにし、互いの運命を悟って、わずかな言葉を交わすだけで蘇語凝を見送るのだった。宮中では宴の準備が進み、皇家一族がさまざまな思いと企みを胸に秘めて集まってきていた。
第36話 「魅族の力」宮中の大広間に皇族が集い、牧雲笙と蘇語凝の婚約の宴が始まった。太子妃となる蘇語凝がしきたりにそって広間に通される。その頃、穆如槊は息子・穆如寒江の苦しい胸の内を思いやり、守りたいなら遠くからでも違う形で守ることができると諭す。牧雲家の未来の皇后・蘇語凝を守るため、寒江は穆如姓を受け入れる決意をする。一方、皇帝の前で蘇語凝と並んで座る牧雲笙は、寒江を思い出しながら杯を手にする…。
第37話 「盼兮誅殺」居並ぶ廷臣たちに迫られ、皇帝はついに盼兮誅殺の勅令を発した。銀容に続き、今度は息子の愛する者をも除かねばならない立場に苦悩しつつも、皇帝は牧雲笙を訪ね、自らが「よき皇帝」たらんとした道のりを語りだす。その頃、観星閣(かんせいかく)では苓鶴清が、誅殺の勅命を果たすべく盼兮と対峙していた。牧雲笙に近づいたのはある者に遣わされたためだと指摘され、狼狽する盼兮。苓鶴清は降魅(ごうみ)の利器「寒氷刺(かんぴょうし)」を突き立てようとするが……
第38話 「八大部族の秘密」穆如寒江は、観星閣を炎上させて捕らえられた牧雲笙の命令を受け、蘇語凝をさらうように連れ出して帝都から出奔する。一方、八大部族を結束させる鍵を求めて旅に出た碩風和葉と碩風蘇赫は、幻視の中で見た巨人の祭壇にたどり着く。蘇赫は身に秘めた力で、今は亡き鉄沁王と部族の王たちを召喚。牧雲と穆如の来襲が迫った300年前のある日を再現する。八大部族の結束崩壊の真実が、和葉の眼前でついに明かされる。
第39話 「抜かれた鉄王剣」300年前の八大部族決裂の源は、皇極経天派の祭司・苓羽烽(れい・うほう)がかけた血の呪いにあった。それを知った碩風和葉は、新たな鉄沁王として牧雲王朝と戦うことを決意する。碩風蘇赫の祝福の秘術で血の呪いは解かれ、和葉は鉄沁のあかしである鉄王剣(てつおうけん)を火山から抜き放つ。その頃、帝都では、観星閣を焼失させた牧雲笙に幽閉の命が下った。この炎上で先師の秘宝「星雲球(せいうんきゅう)」を失った苓鶴清は、終末が始まると皇帝に予言する。
第40話 「愛の呪文」九州客桟の中、牧雲欒と牧雲徳は互いの腹を探り合っていた。牧雲徳は自分に野心がないことをさりげなく伝えるが、牧雲欒が信じるはずもなく、大臣と結託していることを指摘する。一方、姿を消した穆如厳霜は、ついに碩風和葉を捜し当てた。だが、厳霜が自分に好意を寄せるのは、碩風蘇赫がかけた愛の呪文のせいだと信じて疑わず、和葉は厳霜に冷たく当たる。ついに厳霜はある決心をしたのだが……。

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