「海上牧雲記」のあらすじ

天下の九つの州を統べる牧雲氏の端王朝。巨大な軍力を擁する穆如家は、牧雲一族に絶対的な忠誠を誓い、彼らを守護してきた。明帝・牧雲勤の時代になり、星読み(占星術師)によって三つの予言が示された。一つ、第六皇子の牧雲笙は帝王の剣を握った時、天下に乱を起こして民を苦しめる。一つ、穆如家の三男である穆如寒江は、いずれ牧雲氏から帝位を奪う。一つ、瀚州に生まれた碩風和葉は鉄王剣を抜き、やがて九州を統一する。牧雲笙は父によって宮中に軟禁され、穆如寒江も父によって街角に捨てられ、碩風和葉は穆如軍によって一族を滅ぼされた。精霊を母に持つ牧雲笙には、特殊な能力があった。ある時、父を助けるために力を使ったが、逆に父に深手を負わせてしまう。以来、牧雲勤は病床に伏せ、朝廷の実権を皇后の南枯一族が握るようになる。皇后の子である牧雲合戈を帝位に就かせるため、伝国玉璽を偽造し、牧雲勤の暗殺を企てていた。
一方、牧雲勤の長兄・牧雲欒とその子息である牧雲徳は、九州各勢力と密謀して勢力を強め、朝廷転覆と皇位簒奪を狙っていた…。

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各話あらすじ

第41話 「来世の約束」牧雲寒に宛てた孤松拓(こしょう・たく)の書状を牧雲欒が手に入れた。牧雲厳霜の失踪を知ると、密かに書状をすり替え、瀚州に乱を起こそうと企む。そんなことを知るよしもなく、厳霜は碩風和葉と碩風蘇赫を丹尭族の地まで送り届けた。だが、和葉が鉄王剣を抜いたと知り、2人は改めて互いが敵同士であることを自覚せざるを得なかった。丹尭の巫女に厳霜は、本当の自分を探していると告げ、生涯でただ一度だけの願いを叶えようとしていた……。
第42話 「速沁の武器」速沁部族は瀚州で唯一、朝廷から貿易用の鉄器を作ることを許されていたが、族長の紫炎は密かに武器をも作らせていた。それを知った赫蘭鉄轅が彼らを襲撃し武器を奪うが、紫炎も負けじと赫蘭から馬を盗んでいった。一騎討ちに負けた鉄轅は、強気な紫炎に心まで盗まれてしまうが、紫炎が敵を愛せるはずもない。無理難題を吹っ掛けられて苛立つ鉄轅のもとに、鉄朶がとんでもない情報を持ってきたのだが……。
第43話 「反乱の炎」八大部族の族長に招集をかけるため、牧雲銀甲(ぼくうんぎんこう)の伝令官が赫蘭部族を訪れる。だが、赫蘭鉄轅は命令を拒否し、伝令官を殺害。謀反の意思ありと見た孤松拓は、赫蘭部族を皆殺しにすべく、大軍を率いて攻撃を仕掛ける。迎え撃つ赫蘭の部隊は、人数では劣るものの、完璧な布陣で牧雲銀甲を圧倒。さらに、丹尭と馳狼の援軍が赫蘭鉄轅のもとに集結する。300年間、互いに敵対してきた部族が手を携え、端朝に反旗を翻した瞬間だった。
第44話 「地底の王」蘇語凝を残して1人で一水村を出た穆如寒江は、かつて因縁のあった天羅(てんら)の兄弟に捕まり、地下に連れ込まれる。出口を爆破され、地中に閉じ込められた寒江は、地下都市に暮らす速莫河洛と出会い、王のもとへ連れていかれる。速莫国の王ファラケスは、地中に太陽の光を引き込む研究に没頭しつつ、いつか地上に自らの王国を築くという野望を抱いていた。協力を申し出た寒江に、ファラケス王は、伝国玉璽を探すよう依頼する。
第45話 「終わらぬ戦」穆如槊の出征から1年が経っても瀚州の反乱を鎮圧することができず、軍も朝廷も苛立ちを募らせていた。ある夜、出陣していた部隊の伍長が、瀕死の体を馬にくくりつけて兵営に戻ってきた。その手には瀚州人の武器である連弩(れんど)が。開戦からの短期間で敵の武器の性能が格段に向上していること、さらには自軍の作戦がことごとく敵に読まれていることから、穆如寒山は、朝廷内部に反乱軍の内通者がいるのではないかと疑う。
第46話 「乱心の真相」皇帝は側仕えの秦明(しん・めい)を問い詰め、宴の日に牧雲笙が乱心したのは酒に入れられた薬のせいであることを突き止める。さらに誰の指図によるものかを問いただそうとした時、秦明は黒幕をかばって自害して果てた。牧雲笙の無罪が判明し、幽閉が解かれると知った虞心忌は牧雲笙に喜びの言葉をかけるが、牧雲笙は盼兮を奪われた復讐のために秘術の研鑽を続ける。その頃、朝廷では、終わらぬ戦に戦費がかさみ、重臣たちの中から穆如槊を非難する声が上がっていた。
第47話 「孤立無援」ある晩、未平斎(みへいさい)の門の鍵がひとりでに壊れた。兵士たちは魅の仕業だと怯え、戦場で戦って死ぬほうがましだと虞心忌に訴える。牧雲笙が秘術を会得したと察した虞心忌は、牧雲笙に自重を促した。その頃、皇宮では、南枯皇后が牧雲欒に訴えていた。幽閉中の息子・牧雲合戈を救うには牧雲笙を消すしかないと。その頃、瀚州で戦う穆如槊の軍営に兵糧を届けた牧雲寒は、行方不明だった牧雲厳霜と再会する。
第48話 「暗殺命令」突然参内(さんだい)した牧雲笙の姿を見て怯える重臣たちの声を受け、皇帝は牧雲笙に剣を向けた。しかし、かつて銀容を刺したことを後悔している皇帝は、逆に重臣たちに息子を許すよう懇願し、太子として朝議への参加を許可。重臣の1人、薛或(せつ・わく)は牧雲欒の形勢不利と判断し、賄賂を返そうとして牧雲欒の怒りを買う。牧雲徳が密かに未平斎を訪れていたことを知る牧雲欒は、息子を叱責し、牧雲笙の暗殺を命じるのだった。
第49話 「生贄の妃」瀚州の反乱から距離を置く3部族が、反乱側への合流をちらつかせ、朝廷に巨額の恩賜金を求めてきた。辺境戦は他人事だとばかりに非協力的な親王と、動かぬ廷臣。皇帝は朝議の場で苛立ちをあらわにする。人心を読む力を覚醒させた牧雲笙は、廷臣たちの本心を皇帝に見せるべく、重臣・孤松直に秘術をかける。最も言えぬこととして孤松直(こしょう・ちょく)が語り始めたのは、かつて銀容誅殺を迫った彼らが隠し続けてきた、驚くべき真意だった。
第50話 「太子の逆襲」速沁紫炎は寝床の中で、赫蘭鉄轅に碩風和葉への用心を促す。豪雪と兵糧不足で膠着(こうちゃく)が続く瀚州の戦況。穆如寒山は敵を挑発して戦場に引き出すべく、北大陸の掟に背いて蛮族の女と子供を虐殺する。その頃、帝都では群臣の裏切りに打ちのめされた皇帝が朝政を放棄。牧雲笙は、廷臣たちの腐敗をあばいて皇帝の耳に入れるという逆襲に出ていた。引きこもった皇帝に代わり朝政を掌握した薛或は、牧雲笙を暗殺しようと…。

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