KNTVで1月28日(土)より日韓ほぼ同時放送がスタートした『師任堂(サイムダン)、色の日記』。放送開始を直前に控えた1月24日午後、ソウルのロッテホテルで制作発表記者会見が行われ、イ・ヨンエ、ソン・スンホン、オ・ユナ、ヤン・セジョン、脚本家のパク・ウンリョンと演出家のユン・サンホが出席した。
本作は5万ウォン札の肖像画でも知られる朝鮮時代の女流画家・申師任堂(シン・サイムダン)の生涯を描く超大型純愛史劇。韓国美術史の非常勤講師ジユンがイタリアで古い日記と自分そっくりの女性が描かれた「美人図」を発見したことをきっかけに、現代と過去を描きながら師任堂の知られざる歴史が紐解かれていく。
『宮廷女官チャングムの誓い』から13年ぶりとなるドラマ復帰を果たしたイ・ヨンエは、ジユンと師任堂の一人二役に挑戦。「母として、女性としてのさまざまなカラーをお見せしようと努力しました。飽きることなく楽しんでいただけると思います」と主演作の出来栄えに自信をのぞかせた。
出演を決めた理由については「歴史書にたった一行だけ記録されたチャングムに新たな生命が吹き込まれたように、師任堂が新たな人物として描かれているところがおもしろかった」とコメント。「演じながら、500年前を生きた師任堂も母として女性としての悩みは、今を生きる女性と同じだったのではないかと感じた」と明かし、良妻賢母の象徴とされる師任堂の姿ではなく「当代一の女流画家としてのセンシティブで芸術家らしい面、火のように情熱的でエネルギーにあふれたダイナミックな姿をお見せしたかった」と語った。
ソン・スンホンは20年前に出会った師任堂を一途に愛し続ける架空の画家イ・ギョム役を演じる。「俳優生活を送る中で、僕がアジアを席巻する“女神”であるイ・ヨンエ先輩と共演できるとは想像もしていなかった」という彼は、「初日は緊張して何度もNGを出してしまい、まるで新人時代に戻ったかのようだった」と明かしながら、「夫も子供もいる師任堂を最後まで守ろうとする、自分が見てもカッコいい役柄を演じられて光栄だった」と語った。
師任堂とイ・ギョムの切ないラブストーリーは、本作の大きな見どころのひとつ。イ・ヨンエは「師任堂が恋をするということに驚かれる方も多いと思いますが、母として妻としてのよく知られた姿にロマンスが加えられている点が新鮮でした」とアピール。さらに「最初のポスター撮影でお会いしたときから、時代劇の中のソン・ソンホンさんは想像を絶するほど素敵でした。おかげでロマンスを演じるときもうまく感情移入できて、女性としても見ていてときめきました」と微笑みながら語り、撮影現場を訪れた息子が“頭から火が出る”とヤキモチを焼くほど抜群のコンビネーションだったことを明かした。
画家という役柄を演じるにあたり、1カ月近く絵を習ったというイ・ヨンエ。演出を手がけたユン・サンホは「イ・ヨンエさんが絵を描くシーンがたくさん登場しますが、フォームが天才画家に劣らないほどだった。イ・ギョムが絵を描いたり、コムンゴ(韓国の琴)を弾いたりするシーンもソン・スンホンさんが実際にこなしているかのように上手だった」と2人の演技力を絶賛した。
100%事前制作により、完成度の高い作品に仕上がった『師任堂(サイムダン)、色の日記』。登壇者たちは放送を待ち望んできた視聴者に向けて「よろしくお願いします」とお辞儀をして、会見を締めくくった。