番組審議会



平成28年度平成27年度<第2回>平成27年度<第1回>平成26年度<第2回>平成26年度<第1回>平成25年度平成24年度<第2回>
平成24年度<第1回>平成23年度<第2回>平成23年度<第1回>平成22年度<第4回>平成22年度<第3回>平成22年度<第2回>平成22年度<第1回>
平成21年度<第2回>平成21年度<第1回>


株式会社デジタルアドベンチャー番組審議会議事録

(1)日時:平成28年10月18日 午後2時から午後3時まで
(2)場所:本社 会議室
(3)出席の状況:委員総数 5名 出席委員 4名
出席者氏名(敬称略):村木清司(知的財産教育協会理事)、檪本健夫(公認会計士)、春田美穂(デザイナー)、目黒一則(国立音楽大学講師 全日本打楽器連盟事務局長)、村上舞子(フリーライター)
デジタルアドベンチャー出席者 3名
出席者氏名:金泰佑取締役 放送本部長、原田美穂 放送本部編成制作局局長、杉本明久 放送本部ネットワーク営業局局長

1)議題
1. 現況報告
2. KNTV、DATVの番組について審議

2)審議
1. 現況報告
    DA :それではお手元の議題に沿って議事を進行いたします。現況報告につきましてご説明いたします。
    DA:今年5月に株式会社デジタルアドベンチャーとKNTV株式会社が合併し、
ペイテレビにおける韓流業界のリーディングカンパニーとしてKNTVとDATV2チャンネル体制の運営を行ってまいりました。
    KNTVは11月1日で満20周年ということもあり、10月1日には、2PM、SUPERJUNIOR LEETEUK、KYUHYUNが出演したK-POPイベント「KNTV 20th&DATV7th Anniversary Live2016」を横浜アリーナで開催し、KNTV・DATV視聴者の方2,000名をご招待しました。
    DA:KNTVは、5月にチャン・グンソク主演「テバク」の日本初放送を中心に、日本初放送ドラマの充実を心がけておりますが、スカパーやケーブル局の飽和状態により、視聴者は若干の苦戦を強いられている傾向にあります。
    DATVは、3月よりスカパー韓流セットに加入したことにより、視聴者数を大きく伸ばしました。また、弊社株主であるKEYEAST所属俳優パク・ソジュン主演「彼女はキレイだった」の編成が加入者増に繋がりました。
    A:視聴者2,000名招待はすごいですが、イベントに行けない人もいると思うのですが、そういう人には何か特典はあるのですか?
    DA:随時、プレゼントキャンペーンなど実施しておりますので、イベントに参加できない方にはサイングッズなどのプレゼントなどにご応募いただけるようになっています。
    B:この先の番組はどんなものがありますか?
    DA:KNTV・DATVともに年末授賞式の生中継を予定しています。DATVは年末授賞式の生中継は初めてとなりますので、視聴者の方の反応を来年に活かしたいと考えています。
また、KNTVは当初10月放送予定でした「師任堂」が韓国編成が延期になったため、来年の編成となりそうな状況なのですが、「チャングムの誓い」のイ・ヨンエが13年ぶりにドラマ主演となるため、非常に話題になっております。
    C:KNTV・DATVと2チャンネル体制ですが、番組を選ぶ基準は違うのですか?
    DA:KNTVは100%韓国チャンネル、DATVは中国・台湾ドラマも編成するアジアチャンネルという違いがありますし、視聴者層も違いがございますので、各チャンネルの特性に沿った番組編成をしております。


2. KNTV、DATVの番組について審議
【審議番組】
KNTV:ドラマ「テバク」、オリジナル番組「All about K」
DATV:ドラマ「彼女はキレイだった」、オリジナル番組「ルリカラ」


    DA  それでは番組審議に入らせて頂きます。
   今回はKNTV DATV 両チャンネル共にドラマとオリジナル番組を審議して頂きました。
   ご承知のとおり最新最速の韓流ドラマはメイン番組として編成の基軸となっています。今年は韓国の放送とほぼ同時放送というチャレンジも致しました。
   また調達する作品は他局で放送される時代になりましたので、オリジナル番組の重要性も高まってまいりました。
よって、今回は将来を見据えてオリジナル番組についても審議をお願い致しました。
それでは審議に移りたいと思います。

   まずは、チャン・グンソク主演時代劇「テバク」です。
   韓国での放送開始は3月28日、KNTVは5月17日開始ということで、最速の放送という部分を大きく掲げて宣伝をしました。
   また、所謂第二次韓流ブームの主役、グンちゃんの久々のドラマ出演ということで通常より宣伝規模も拡大致しました。
   「テバク」は賭博師と王子である2人の男の運命を賭けた世紀のゲームを繰り広げる朝鮮王朝時代の物語です。
   それではご意見お願いします。
A  チャン・グンソクのイメージが変わりました。
   ラブコメの帝王というイメージがありましたが、時代劇を見事に演じていたと思います。ストーリーも復讐劇ということで韓流ならではの続きが気になる演出がされ飽きさせない展開でした。
   KNTVでは時代劇の編成には力を入れていると聞いていますが、年間どのくらいの本数を編成しているのでしょうか。
   時代劇については男性が見ても面白さがありますが男性視聴者からの反響はありますか?
DA  ご夫婦で御覧になっておられる視聴者の方から反響がある時があります。
   最近は俳優の韓流イベントにご夫婦で来られる方もいらっしゃいます。
   KNTVでは韓国の時代劇の編成本数にもよりますが、韓国で編成される時代劇はほぼ編成していると言っても過言ではないほど着実に調達はしている状況です。
A  韓国では、時代劇の人気はどのような状況ですか。日本との違いはありますか。
DA 人気があります。莫大な制作費がかかるのですが、放送だけでなく輸出も含め重厚な作品はニーズがあるようです。
     韓国で視聴率が高い作品が日本で必ずしも人気が出るとは限りません。
    日本はラブコメ好きと言われており、時代劇が爆発的に人気があるわけではないですが、韓国で話題沸騰だとニュースが流れる作品に関しては人気が出ることがあります。
 B   キャスティングによって調達意向が変わることはありますか。
 DA  あります。作品性は重要ですが、日本ではキャスティングによって加入変動が激しい状況はあります。
 B   時代劇に向いている俳優、そうではない俳優もいるのでしょうか。
 DA  最近はアイドルも時代劇に挑戦しています。キャストが若返っているのも特徴です。
 C  時代劇を放送することによって視聴者への影響はあるのでしょうか。
 DA 最近は、韓国に行く観光客がチマチョゴリや王の衣装を着て観光をすることが流行っているようです。実際に見たことがありますが、老若男女各国から来た観光客が観光地を華やかな衣装で歩いていました。
    時代劇の視聴は歴史文化に触れる体験としても面白いのではないかと思います。
 D  時代劇とは違う質問ですが、新しいファンになる方々のきっかけは現在どのようなものでしょうか。
 DA 無料でコンテンツが見られることが多くなりました。
    YoutubeやBS放送、地上波などをきっかけに有料チャンネルに加入される方もいらっしゃいます。
   また、ご友人と一緒にイベントに来て好きになるなどきっかけは様々ですが、触れる機会があればファンになる要素があるように思います。
   それでは、次にオリジナル番組の審議に移りたいと思います。
   「All about K」は韓流KPOPの情報番組として毎週60分枠でお送りしているKNTVのオリジナル番組です。
   制作は韓国のプロダクションに協力を得ていることで、ホットな情報をお送りする番組として放送しております。
   編成の位置づけと致しましては、オリジナル番組であることから、独自の素材で構成し、ここでしか見られない独占映像を宣伝ポイントに出来る点です。
   またKNTVで新しく始まるドラマを紹介するコーナーも設け、無料開放デーに放送することで加入促進にも役立てています。
   今回審議して頂いた回は、ドラマの制作発表会・新作バラエティの制作発表・KNTV放送開始のドラマ紹介・人気俳優の独占インタビューで構成されています。
   それでは、ご意見をよろしくお願いします。

A  まず、オリジナル番組があることは良いことだと思います。古い韓流ドラマは他のチャンネルでも見られる時代になり、独自の番組があることの重要性は言うまでもありません。独占インタビューについては、他で見られないということで視聴者にとっても待望のものだと思いますし、ここでしか聞けない内容などもあるのでしょうか。ファンにとっては嬉しい内容だと思います。
それ以外の制作発表会はネットや雑誌で公開されているものなのでニーズについてお聞きしたいと思います。

DA  今回御覧頂いた独占インタビューはヨ・ジングでした。「テバク」に出演しているということでドラマの作品調達時に同時に申し込みをしましたが、大型ドラマの出演者のインタビューは必ず収録をするようにしています。放送と同時にガイド誌にも掲載していますので、視聴者からは大変喜ばれているコンテンツと言えます。
   一方、制作発表会はネットでも視聴は出来ますが、正しい日本語訳がついた状態でご覧になれる環境は整っていないと思われます。また大型ドラマは必ず制作発表会を開催し人気俳優が登壇することから繰り返し見たいと思う視聴者もおられるようです。
A  もうひとつ質問です。オリジナル番組はCS放送業界全体で増えているのでしょうか。
DA  大手のチャンネルでは増えていると思います。CS放送業界では制作費を鑑みると費用対効果を問われることはありますが、全体的には増えているのではないでしょうか。
B  制作発表会の様子を見ますと、日本に比べて大規模なコンテンツ産業という印象があります。韓国から見た日本の韓流への期待は現在どのような状況でしょうか。
  番組を見ると、輸出を前提とした発信という見え方もありますし、インタビューもスターが1社に対し長時間丁寧に対応をしているように見受けられます。
  その点もこのような情報番組から視聴者に伝わるのではないでしょうか。
DA 韓国側から見た日本への期待度ですが、ご承知のとおり、韓中国家間の関係で、韓流コンテンツの中国輸出が進まなくなったことにより、日本へ再度目が向くようになりました。一時は中国進出の方が主流となった時期がありましたが、日本への期待度が戻った=作品の高騰化という現象も起きています。
C これだけ多くのチャンネルがある時代では、このチャンネルでしか見ることが出来ない、という番組は必要だと思います。拝見した内容ですと、構成を視聴者ニーズに合わせて変えることも出来ますし、局の宣伝主導でコーナーを作ることも出来ると思いますので、必要な番組ではないかと思います。また、専門チャンネルならではの情報などがあるのでしょうか、差別化もあれば良いと思います。
1点だけ、日本語のニュアンスが少し伝わりにくい部分もありました。
DA 字幕については、チェック体制を強化しています。
  今後も注力して行きたいと考えています。
D  番組の内容にもよりますが、CS放送では制作するより調達した方が効率が良いと聞いたことがあります。この番組は時事的な要素もある情報番組なので、突発的な対応をするために制作体制を作っておられるということは制作費もかかっているのではないかと思いますが今後もオリジナル番組を増やす予定はありますでしょうか。

DA この番組は1回につき3~4回はカメラが出動しています。費用対効果を見ますとやはりドラマの効果が高い状況ではありますが、オリジナル番組を増やせるよう努力してまいりたいと考えています。
B デジタルアドベンチャーという会社自身が放送事業以外にマネジメントもしている会社ということで、オリジナル番組を制作する利点はあるのではないでしょうか。
DA マネジメントをしている俳優のイベントの収録やオリジナル番組など独占で放送しています。デジタルアドベンチャーが運営している放送局でのみ放送するという独占コンテンツとして宣伝しています。
  それでは、次にDATVの番組審議に移ります。
DATVは「Discover Asia TV」ということで、アジアジャンルであり、韓国・中国台湾のコンテンツを放送しています。
  今回の審議番組は、パク・ソジュン主演ドラマ「彼女はキレイだった」と、オリジナル番組「ルリカラ」は、アジアの料理番組です。「彼女はキレイだった」のパク・ソジュンは、親会社キーイースト所属であり、日本で人気上昇中の俳優です。
オリジナル番組「ルリカラ」は、短尺番組ですが、編成のあらゆる時間で編成できるように制作致しました。理由は作品調達をしている韓国番組は一定の尺ではないため、短時間の枠で放送出来るコンテンツが必要となり、逆にその枠で効果的な番組を放送することで、チャンネル全体のイメージも作ることが出来るのではないかと考えたからです。よってチャンネルIDのような存在にもなりました。
シンガポール、タイ、マレーシアなど、アジア各国の手軽に出来る、しかも女性が興味のある“オーガニック”というテーマも入れて制作しています。
それではドラマの方からご意見をお願いします。
A 王道のシンデレラストーリーですね。配役が生き生きとしていて笑いの要素もあり、日本人が好きな内容ではないでしょうか。キャストについては詳しくないのでよくわかりませんでしたが、このような内容の場合、男性俳優のキャストによって加入が左右されるのでしょうか。
DA 視聴者が女性であるため男性キャストが重要です。KNTV DATVは韓国から鮮度の高いドラマを放送するので内容がわからない時期に宣伝を開始することもあります。
  よって、キャストやティーザーで宣伝をし加入に促す状況です。
B キャストが良いと思いました。特にスーパージュニアのシウォンが俳優として腕を上げたと思いました。日本では長く愛されるドラマではないでしょうか。
  男性主人公のツンデレタイプを解凍するかのような女性主役の頑張り屋キャラが女性視聴者に共感を得る内容だと思いました。
C 個人的には時代劇が好きなので見る機会のない内容ですが、少女マンガチックといいますか、やはりこの路線が永遠のテーマなのかもしれませんね。
  韓国の俳優はどんなジャンルもこなす演技力があるように感じます。
DAお感じのとおり、少女マンガというのは韓流ブームの時にキーワードになりました。
  少女マンガ世代がまさしく韓流世代です。
  最近は若年層にKPOPファンが増えていますが、今の韓流業界を支えているのは、少女マンガ世代の視聴者の方々です。
D この路線のドラマは年間何本くらいあるのでしょうか。財閥や嫁姑の闘いや復讐劇が多いイメージがありラブコメのイメージがあまりないように思います。
DA 韓国ドラマは作家が注目を浴びます。作家中心に動いていると言っても過言ではないくらいです。ドラマ大国ですからストーリー重視という点では、ヒット実績のある作家+重厚ストーリー+人気キャストの3拍子が揃って話題を呼び、視聴率がついてくる傾向はあると思います。年間の本数はその年により異なりますが、時代劇は予算と時間がかかりますので現代劇の方が多いです。ライトなラブコメは年間数本のように思われます。
B 一時はフュージョン流行りもありましたね
DAはい、脚本の流行がある年もあります。
  DATVはKNTVとの差別化で、編成的にはライトなドラマ・アイドル路線に期待が集まっています。ドラマの選択もその観点で編成することが多くあります。
  それでは、次にオリジナル番組「ルリカラ」の審議に移りたいと思います。
D キューピー3分クッキングのようなものでしょうか。
  出演者の方が喋らないナレーション構成で作られていますがシンプルで見やすさはありました。また、女性が興味を持つようその国のレストランの紹介も入っている部分は工夫されていて好感が持てました。
  映像がもっと多いと良い番組になりそうです。
C 少し物足りなさがあります。女性ターゲットであればもっと欲しい情報もあるのではないかと思いますし、映像の作り込みでしょうか。内容の充実感も欲しい気がしました。
  また食材は特殊なスーパーに行かないと売っていないものもあります。まあ、ネット時代なのでこだわり食材が受ける時代かもしれませんが、身近ではない気がしました。
  出演されている方はどのような方ですか。

DAオーガニック料理研究家です。女性雑誌では近点スーパーフードやヘルシーな食材、レストランなどの特集が組まれます。DATVはこれまでも、完全に女性ターゲットのチャンネルなので、ドラマやエンターテイメント以外にも食やダイエットをテーマにした番組を放送してまいりました。
 今回は、トレンドであるオーガニックを取り上げ、注目されている料理研究家に登場してもらいました。実際に放送を見て出演者へ問い合わせも寄せられたようです。
B 実は実際にレシピを試してみました。
 こんなヒントがあったのだと結構役立ちました。このシリーズが沢山あっても良いのではないでしょうか。
 女性にはとても良い番組だと思います。
 韓流チャンネルのイメージとはまた違う角度のイメージもあり放送局のオリジナリティには良いのではないでしょうか。
C「食」というのは女性とマッチするテーマだと思います。
A 短尺の意味もあるとわかりましたが、料理の過程は立派なエンターテインメントだと思うので、進行者がいて説明しながらじっくり美味しそうに見せられると良いですね。
 おしゃれに作ってある感じはありますのでそのテイストは活かしつつ長い番組も見てみてみたい気がします。
DA貴重なご意見ありがとうございました。
 今回はオリジナル番組を審議して頂きましたが、これから制作して行く番組の参考にさせて頂きたいと思います。
 韓流業界は変化を遂げながら日本社会に定着しています。
 視聴者の皆さまに対し、専門チャンネルの役割を担えるようこれからも精進してまいりたいと思います。
 本日はありがとうございました。


ページの先頭へ